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歯周病を放置するとどうなる?

歯周病を放置するとどうなるのでしょうか?

歯医者さん

ちょっと歯茎から出血するぐらいだから、腫れているぐらいだから、といって歯周病を放置するとどうなるのでしょうか?実際、多くの人が虫歯よりもこの病気を軽く見ているせいか、長い時間放置されがちなのも事実です。

特にまだ痛みなどの症状がないうちは、その傾向がみられます。

しかし、歯周病を放置すると歯にとっては命取りになります。

適切な治療を行わずに放置すると、歯茎の炎症だけにとどまらずに原因菌があごの骨を溶かし始めます。

こうなると歯がぐらついて痛み出し、食べ物を上手に噛めなくなります。

ここまで来てやっと本格的な治療を開始する人が多いことでしょう。

しかし、それでも何もせずにさらに症状が進行すると、最終的には歯が抜け落ちてしまことになってしまいます。

でも、怖いのは歯が抜けて終了というわけではない点です。

血液の中に原因菌が入り込んで全身を回るようになると体のあちこちに、炎症を起こして様々な病気を引き起こす原因となります。

さらに妊娠中である場合は、流産の確率も上がってしまうと言われています。

可愛い我が子を、自分の歯周病の影響のために失うなんてあまりにも悲し過ぎますよね?このような歯周病の怖さをしっかり認識して、できる限り早めに歯医者さんに行って適切な治療を始めてください。

歯周病を放置しすぎて手術をすることになってしまう場合もあります

歯医者さん

歯周病は知らないうちにどんどん進行してしまいます。

なんと、歯周病を放置しすぎて通常の治療では手に負えなくなると、手術をすることになってしまう場合もあるのです。

歯医者さんでの治療は基本的に、目に見える範囲、治療器具が届く範囲に限定されます。

初期段階の症状であれば表面近くの病巣にとどまっているので良いのですが、問題は深い内部まで進行している場合です。

歯周病を放置し過ぎて進行の度合いがひどく、治療のための器具すら届かなくなると、そのままでは治療が不可能なのとなり、歯茎を切開して内部を直接目視しながら治療(フラップ法)が必要となる場合があります。

実際に手術で歯茎を切開すると、びっくりするほど歯根部分に歯石がびっしりこびりついていたりします。

このような内部にできてしまった歯石も、原因菌によって損傷している歯肉の組織も手術をすることによってきれいに取り除くことができます。

しっかりと悪い箇所を取り除いた後、歯茎を縫い合わせて終了となります。

もちろん、事前に麻酔を行った上での処置となりますので術中は痛みを感じる心配はありませんが、しばらくの間術後の痛みは残ります。

ただし、手術をすることになっても、歯周病を放置し過ぎて溶けてしまったあごの骨の修復は不可能となり、場合によっては抜歯が免れないこともあります。

歯周病を放置しすぎて重症に陥るケースもあります

レントゲン

歯周病を放置しすぎて重症に陥るケースもあるということをご紹介しましょう。

この病気は、ごく初めは歯茎が炎症を起こす歯肉炎という症状から始まります。

しかし、進行するに従って歯茎だけにとどまらず、あごの骨の組織をも浸食していきます。

さらにこのまま放置しすぎて重症になると、歯を支えきれなくなって歯が抜け落ちてしまいます。

実は、この段階にまで進行してしまうと、すでにあごの骨はかなり溶けてしまってスカスカの状態になっているのです。

ここまで重症になると、場合によっては手術してあごの骨を修復する必要性も出てきます。

さらに歯が抜け落ちても歯医者さんに行かずにそのままにする人がいますが、大変危険です。

原因菌が血液の中に入り込んで全身に回ると、心筋炎や脳卒中を引き起こしたりと、命をおびやかす病気の原因になってしまいます。

実際にこれらの病気の発症率は、歯周病を持っている人と持っていない人では随分と異なるというデータもあります。

歯周病は、このように最悪の場合死を招く病でもあるのです。

どうか、たかだか歯茎が腫れたぐらいだからたいしたことはないだろう、と思わないでください。

どれだけ初期段階で治療できるかが予後を決めるカギなのです。

そのまま歯周病を放置しすぎて重症になり、取り返しのつかない事態にならないように認識を改めましょう。

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