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重曹を使った歯磨き粉とは?

重曹とは

綺麗な歯

重曹とは炭酸水素ナトリウムやベーキングソーダとも言われており、食品や掃除などあらゆる場所で活躍してくれる物質です。

重曹には研磨作用があるため、よく掃除などにも利用されます。

また、弱アルカリ性のため油汚れや手垢などといった酸性の汚れに効果的です。

お風呂に入れることで軟水作用をもたらしますし、肌には保湿効果も与えられます。

料理においては、ケーキなどを膨らませる効果があります。(ベーキングパウダー)

重曹は加熱したり酸性の液体と混ぜることで、炭酸ソーダと水、炭酸ガスに分解されるため、この炭酸ガスが生地を膨らませる効果になります。

重曹とベーキングパウダーの違いは、配合されている成分です。

ベーキングパウダーには、重曹のほかにクエン酸やリン酸カルシウムなどが配合されており、少量の重曹でも効率よく炭酸ガスが発生するため、ケーキなどを作り際、色や味に重曹の影響が出づらいようになっています。

普通の重曹を使った場合、色味が濃くなったり、独特の苦味がでてしまいます。

それらを活かしたお菓子としてドラ焼きや炭酸煎餅、カルメ焼きといったものがあります。

尚、ベーキングパウダーには酸が配合されているため(クエン酸など)水を混ぜると直ぐに炭酸ガスが発生します。※普通の重曹には水を加えても炭酸ガスは発生しません。

この発砲作用を活かしてタイルの目地の汚れを浮かせるなどにも利用できます。

また、重曹には消臭・吸湿効果もありますので、下駄箱などに入れておくと脱臭と湿気を吸収してくれる効果があります。

重曹の歯磨き粉とは

歯ブラシ

日常生活において重曹が非常に役に立つことがお分かり頂けたかと思いますが、実は歯磨き粉としても非常に優秀な素材です。

まず研磨作用があることです。

歯磨き粉にも研磨剤が入っているように、歯に付着した歯垢(プラーク)やステイン、ヤニなどを除去するためには、研磨作用は重要です。

但し磨きすぎは歯を痛めてしまいますので優しく歯と歯茎を磨くことがポイントです。

重曹の歯磨き粉というと、重曹の研磨力によって汚れを除去すると思いがちなのですが、実際は重曹と汚れによる化学反応で汚れを落とします。

2分間くらい歯をゆっくり優しく磨いているうちに、化学反応が始まり唾液が茶色くなっきます。(汚れが落ちている証拠です。)

重曹歯磨き粉はここからが本番です。

化学反応が始まった重曹をさらに3分間くらいゆっくり優しく丁寧に磨きます。

汚れた唾液が気持ち悪いようでしたら1度うがいをし、重曹を付け直しましょう。

歯ブラシは柔らかめのものを使用することが大切です。

重曹は研磨力が強いため、硬い歯ブラシでゴシゴシ洗ってしまいますと、エナメル質や歯茎を傷つけてしまう恐れがあるためです。

また、重曹は、弱アルカリ性のため、虫歯の原因である酸を中和させる効果も期待できますし、脱臭効果もあるため、口臭予防にも期待ができるのが特徴的です。

※歯磨きを行う際、水ではなくぬるま湯を使うことで化学反応が起こりやすくなります。

重曹は磨き粉の注意点

ゴシゴシ磨いてはいけません

何度も申し上げているように研磨力が強いため、あくまで優しく丁寧にじっくり磨くことが大切です。

ナトリウム摂取制限の方はお控えください

重曹は塩分濃度が強いため、ナトリウムの摂取制限がある方は塩分を摂り過ぎてしまう恐れがありますので使用はお控えください。

グリセリンを混ぜて使うことで、塩分濃度が下がるほか、ペースト状になり使いやすくなるのでお勧めです。

食用グレードのものをお使い下さい

重曹には、純度によってグレード分けされており、歯磨き粉として使うには食用もしくは薬用のグレードをお使い下さい。

工業用のグレードは服用できませんので使用しないで下さい。

薬用・食用と書かれていないものは工業用の可能性がありますのでお気をつけ下さい。

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