バブルの時代から歯科医院は増え続け、現在では歯科医院の2軒先が歯科医院といった光景もめずらしくありませんね。
日本の人口は減っている一方、若手の歯科医がインプラントやホワイトニングといった最新技術を引き下げて新しい歯科医院を始めるわけですから、昔ながらの歯科医院にとっては死活問題です。
代々続けてきた老舗の歯科医院も跡継ぎは他の職につき、泣く泣く廃業に追い込まれるといった事も度々聞かれます。
さて、そんな中、私たちユーザーとしては自分の大事な歯を任せるべく、信頼のおける歯科医院や審美歯科を探さなければなりません。
一体どうやって選びますか?雑誌やインターネットの広告?ご近所の評判?建物のセンス?ホワイトニングを行う歯科は最近では珍しくなくなってきましたが、中では行っていないところや、不慣れなところもあります。
ホワイトニングをお願いしたはいいけど、手元がおぼつかなくて怖い目にあった、なんて事にならない為にも前もってリサーチすることは大切でしょう。
近隣に任せられる歯科がないので新幹線で隣の県まで月に2回通っているといった方もいらっしゃいます。
近年、ご近所の付き合いなどは中々ない事でしょうから、評判を聞くといったことも少ないでしょう。
ここはやはりインターネットでしょうね。
インターネットといってもサイト広告ではなく、口コミや評価を専門にしてるサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?ご自分が知りたい歯科や審美歯科が見当たらなかった時は、「○○歯科ってどうですか?」など自分から発信してみましょう。
思わぬ手がかりや情報が手に入るかもしれません。
私たち選ぶ側が注意したいのは、儲け主義に走っている歯科や誇大広告の多そうな歯科ではないでしょうか。
自分が必要のないと思っているものを無理に進めたり電話までかかってくると少し心配になりますね。
「激安!」とか「必ず!」「一日で!」など派手に謡っている歯科もスーパーじゃないんだから・・・と心配になります。
歯科医は先生と呼ばれる偉い方、尊敬できる方であってほしいものです。
初めての私たちを誠実に迎え入れてくれるような先生でしたら安心できるのではないでしょうか。
メリットばかりを並べ立てて高い治療やケアを進める先生より、「今は必要ないと思いますが、先々はこうしたほうがよろしいでしょう」だとか「今現在の安全性はこの程度です。
しかしこの方法が主流ですので良く考えて・・・」など私たちの立場になって考えてくれる歯科でしたら、「先生にお任せします」と言いたくなってしまうものです。
任せるかどうかの判断をするためにも、初診のカウンセリングは必要ですね。
また、ホワイトニングそのものには多くの技術は必要なさそうです。
かといって、カウンセリングして「やってみなけりゃわからん」という言葉が出てくるような歯科医の先生でしたら少し心配してしまいます。
できればいろんな症例を経験したベテランの先生にお願いしたいですね。
「このホワイトニングをしたいのですが、どれくらいで効果が出ますか?」とカウンセリングや初診の時に聞いてみましょう。
「やってみないとなんとも・・・」でしたらとりあえず保留にし、「個人差はあるのではっきりとは言えませんが、この状態でしたらこれくらいの期間を見ていただくと大丈夫かと思います」といった感じでしたらお気に入りにいれる。
こういったやり方も一つの方法かもしれません。
近年、病院では良く使われるセカンドオピニオン、先生方も人間ですから様々です。
このセカンドオピニオンを歯科選びにも使って見てはいかがでしょうか。