人間の歯はもともと白色ではなく少々黄色がかっていますが、気付かないうちに徐々に変色していきます。
歯の変色の原因は、遺伝的なものや加齢によるもの、茶渋やタバコのヤニ、神経を抜いた為、など様々です。
茶渋やタバコのヤニについては歯医者などで歯をクリーニングする方法が一般的ですね。
また、黒ずんだ歯については、ウォーキングブリーチ法という治療法があります。
では、遺伝的な黄ばみや加齢が原因で変色したものについてはどういった治療法があるのでしょうか?
近年、注目を集めている「ホワイトニング」という方法をご存知でしょうか?
アメリカではとてもポピュラーな治療法ですが、最近日本でもホワイトニングを行うための薬剤が厚生労働省で認可されましたので、知っている方も多いのではないでしょうか。
ホワイトニングの方法については、2種類あります。
一つは主にご自宅等においてご自分で専用器具使って行う、ホームホワイトニング。
もう一つは、歯医者さんなどの専門医療機関で行う、オフィスホワイトニングです。
ご自分の生活スタイルにあったホワイトニングが出来ますが、より安全で確実なのは、専門の歯科医でカウンセリングを行いながらする方法でしょう。
どちらの方法も歯の表面に過酸化水素という成分の薬を塗って脱色していきます。
オキシドールと似た成分というと分かりやすいでしょうか。
聞きなれたオキシドールと言っても、濃度が高いものになると爆発する恐れもありますので、ご自分の判断で行うのは非常に危険ですので避けましょう。
さて、ホワイトニングのメリットとしては、短時間で効果が望めるという事や歯事態を研磨したり傷つけずに出来るという事です。
効果が薄れたら再度施術が出来るというのも気軽に行える理由でしょう。
デメリットとしては、数ヶ月ほど経過していくと元の歯の色に戻る傾向があるため、定期的にメンテナンスしていく必要があるという事でしょうか。
注意しておきたいのは、ご自分の歯ではなく人口の歯の場合は、効き目がないようですので、専門の歯科医にその旨を相談される事をおすすめします。
黄ばみは年を重ねるごとに徐々に増してきます。
ご自分ではなかなか気付かない事もあると思いますが、人の目線が口元に行っているような気がしませんか?
忙しくて歯磨き以外で自分の歯を見ることなどなかなか無いものです。
少しの時間でもあったら歯医者さんに出かけてみて、メンテナンスの必要が無いかチェックしてもらうのもいいでしょう。
一度行ってカウンセリングしてみると、治療方法や改善方法がはっきりとするので、通院するのも面倒では無くなると思います。
通うたびに美しくなる歯を見るのは嬉しいものです。
クリーニングでは出なかった色調や明るさ、輝きが戻って来たということがあるようです。
クリーニングを行ってみても効果が望めなかった場合は、ホワイトニングについて歯科医の先生に相談してみてください。
長年大事にして来た自分の歯ですが、消耗していくのは仕方の無いことです。
メンテナンスをして本来の自分の歯に戻れたら、自信を持った笑顔も取り戻すことが出来るのではないでしょうか。
やはり、芸能人のような輝く白い歯は、第一印象には欠かせないものですし、とても魅力的に見えます。
これから、大事な人に会う予定がある方、大事な面接がある方、同窓会や発表会などの前にこのホワイトニングを行う方が多いようです。
年齢を重ねて、仕事が一区切りついた方も自分の身体を労う気持でメンテナンスされているようです。
心当たりがある方、ご心配に感じる方はご検討されてみてはいかがでしょうか?是非今日よりも晴れやかな新しい気持で毎日を過ごして欲しいと思います。